プランナーはクライアントの要望やマーケティング情報をもとにコンセプトを構築し、商品、展開エリア、ターゲット、売り場環境、トレンド情報などさまざまな要素を加味し、最大限の効果を生む企画を立案する。
プランナー
クレオのプランナーは、商品をとりまく環境与件を分析しながら店頭プロモーションを考える。商品の開発担当者やマーケティング担当など、各ポジションの方々の要望をしっかりとヒアリングし、プランを構築する。
店頭やメディアで、どんな施策を展開すれば商品の魅力が届くか。プランナーの業務は営業と二人三脚でクライアントの本質的な課題を掘り起こすところからはじまります。
マーケティング担当に生活者行動のデータ分析を依頼し、コンセプトに沿ったデザインをクリエイティブ担当と一緒にディレクションしていく。なかでも高付加価値商品のプロモーションには企業・商品からのストーリーテリングが重要です。開発担当者様やマーケティング担当者様へインタビューを重ね、商品開発におけるこだわりや、どのようなブランドに育てていきたいかなど、細かくヒアリングしていきます。それらを生活者に伝えることで商品への信頼度と期待値を上げ、購買へと繋げていきます。
一つの企画であっても、メーカーとリテーラー(小売・流通業)によって求める効果はそれぞれ。メーカー・リテーラー・生活者にとって最適な着地になるよう、企画を提案する。
飲料メーカーから、既存商品をリニューアルするにあたりキャンペーンを実施したいという要望があり、あるコンビニのレジで販売しているホットドッグと絡めた企画を提案することに。
メーカー・コンビニの売り上げにつながるよう、割引や再来店を促す仕組みを提案しました。さらに、全国のコンビニ店舗でスタッフが自由にホットドッグと対象飲料のオススメ食べ合わせを提案して売り場を制作するコンテストを実施。売り上げが好調だったことはもちろん、店員が一丸となって売り場を制作し、その売り場をメーカー担当者が一つ一つ審査することによってメーカー・リテーラーそれぞれ売り上げ以外のメリットを得ることができる提案となりました。
メーカーがリテーラー(コンビニエンスストア、スーパーマーケット、ドラッグストアなどの流通小売業)へのプロモーションを強化するため、定例の販促会議の運営を行うこともクレオのプランニング。
某食品メーカーの販促会議を運営したケースでは、クレオの生活者アンケートや市場の変動データの分析と、クライアントからご提供いただく月次の売上報告の情報をもとにグループワークを行いました。クレオはその会議で議題にあがった課題や、各担当者の意見をまとめて数十ページのレポートを作成。店頭で効果が出るプロモーション企画を提案しつづけました。例えば、ホームパーティーやアウトドアで楽しむお菓子メニューを開発し、そこで使うオリジナルプレートを景品にしたキャンペーン。通常、ひとりで食べるお菓子を、誰かと食べるシーンを展開することで購買機会を増やすことに成功しました。
クライアントの販促目標や、ブランドが提供したい価値を伝えることがクレオの役割です。
課題を解決するためのハードルが何かを探っていく過程では、何度も打ち合わせを重ねます。関連部署の方へのインタビューや、定例ミーティング。食品であれば試食会を開いてアンケートを取るなど、生の声から課題の本質を探っていきます。
前例がなければ仕組みごと企画し、それらを運用するチームや体制づくりまで提案します。
そのブランドらしいデザイン、メッセージであるか。店舗スタッフが使いやすい販促資材か。
キャンペーンの応募条件の数字などにも、プラスαでアイディアを込めることができないか。数字には現れづらい細かな箇所でも、プロモーションの効果を向上させることであれば、徹底的に考えます。