まず、ハロウィンというと、繁華街で“過度に騒ぐ”一部の若者がニュースになったり、近年は海外でも大きな事故があったりと、こうしたニュースが悪目立ちしている感もあり、ハロウィンという歳時は、ちょっとイメージダウンしていると感じています。実際には、お祭り騒ぎで街に繰り出すという若者はごく一部に過ぎず、ほとんどの人はハロウィンに特別なことはしていなかったり、ハロウィン限定のお菓子を食べたりしている程度だと思います。

また、2022年4月1日に成年年齢が18歳に引き下げになりました。これにより、18歳になれば、親の同意がなくても携帯電話やクレジットカード、ローンの契約などもできるようになりました。しかしながら、生活者支援機関に寄せられている18歳・19歳の消費者トラブルの内容をみると、高額エステや身に覚えのない商品の架空請求などが上位に挙がっているようです。さらには高額報酬を謳う闇バイトも、10代後半の若者が巻き込まれる事件として世間を騒がせていると思います。

このように、ちょっぴりイメージダウンした感のある「ハロウィン」と、これから社会に出る新成年18歳の「若者」に着目して、若者が様々なトラブルに巻き込まれないようになることを念頭に、「18歳新成人限定のハロウィンイベント」ができないか考えてみました。

テーマは、「18歳新成人のためのハロWIN検定」。
若者が多く集まる商業施設等と連携して、10月の1カ月間、商業施設を訪問した若者のスマホのアプリ上に様々な“あま～い誘惑広告”を次々と配信。「クレカ新規発行で即10万円進呈」「エステ20万円分に当選」などいかにも怪しい、、、「甘いお誘い」をする広告に対して、クリックせずに回避して誘惑に打ち克つことができれば、見事合格として「ハロWIN大人免許証」を発行します。(万が一、広告をクリックしてしまった場合は、注意喚起を表示します。)

この「ハロWIN大人免許証」を入手できると、連携先である商業施設内にてハロウィン当日限定の様々な特典が受けられるという仕掛けです。ハロウィンにちなんだサービスや、デキる大人になるためのアパレルの割引特典などを想定しています。

今回のような企画を通じて、これから社会に出る若者たちのためにもなりつつ、従来からあるハロウィンの新たなビジネスにもなれば良いなと考えています。

詳しい内容は、ぜひ企画書をご覧ください。もし少しでも共感いただけましたら、ぜひ周りの方へシェアしていただけると嬉しいです。