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実家を巣立った後の両親の喧嘩を減らせるかもしれないPLAN
公開日: 2025年07月10日
企画意図や背景

 実家で両親と子供が同居している場合、いざ両親の喧嘩が起きた場合に、仲裁したり愚痴を聞いてあげたりと、子供の存在がそのブレーキ役になることも多いと思います。
 しかし、子供が一人暮らしを始めるために実家を巣立ち、喧嘩の“ブレーキ役が不在の両親だけの生活”になったらどうなってしまうのか、ちょっと心配になるご家庭もあるのでは。
 今回の企画では、実家を巣立った後の両親の喧嘩を減らせるかもしれないアイデアを考えてみました。

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 今回の企画を担当した私の場合、両親の喧嘩はほとんど見聞きしたことがない(知らないだけなのかも)ですが、ちょっとした喧嘩が積み重なって、ついには両親が熟年離婚してしまう…なんてことは、多くの場合は望まないことだと思います。
 子供が一人暮らしを始めて新しい生活環境になると、実家への電話や帰省もそんなに頻繁には出来ないものですよね。そうするとタイミングよく愚痴を聞いてもあげられず、もしかすると両親それぞれの心の中には、喧嘩によるストレスが蓄積していってしまうかもしれません!
 そこで!「子供(自分)の代役」となるツールがあれば良いのでは?と発想したことがアイデアの起点となりました。自分の代わりに両親の喧嘩の基やエスカレートしてしまう原因を未然に防いでくれるようなモノを生み出そうと考えるに至りました!

 『両親の喧嘩を仲裁するコミュニケーションデバイス ~ペン子とぎん太~』
 両親の喧嘩の仲裁役を果たす新しいモノを具体化するために、まずはどんな機能があれば良いかという観点から考えてみました。
 熟年夫婦の生活の喧嘩やこじれの引き金となりそうなものとして
・加齢とともに大事なことを忘れがち(誕生日や記念日など)
・家事の分担が変わらない(育児や仕事が落ち着いても家事の分担に不公平感)
・一対一の生活が故、「言った言ってない」の水掛け論が発生しがち
などを想定してみました。これらを前提として夫婦間の喧嘩の火種を摘んでくれるようなサインやアラートを示してくれる機能付きの新たなアプリやデバイス等があれば良いと考えました。使用し始める際には忘れてはいけない(相手に忘れてほしくない)情報を登録することでリマインドをしてくれたり、また日常生活の中の一定の範囲で、アプリやデバイスが会話の記録データや生活の観察映像を元に、家事分担をうまく促してくれたり、くだらない水かけ論を止めてくれたりするような、喧嘩になりにくい夫婦2人だけの暮らしをサポートする機能搭載のツールを考えました。

 次に、このような機能サービスを提供するモノとしての形をどうするかを考えました。子供が巣立った後の実家の中で自分の代わりとなって目に見える形で存在することが必要と考えて、何か象徴的なものを探していたところ、「ペンギン」に行きつきました。ペンギンは諸説あるそうですが、一般的には「夫婦仲が良い動物」として知られているそうです。

 そこで前述の機能性のある、見た目はペンギンのぬいぐるみのようなコミュニケーションデバイスというアウトプットにしました。デザインは、ペンギンのオス・メスをイメージした2色のラインナップにしています。

 娘は「ペン子」を、息子は「ぎん太」を選んで、実家を巣立つ日の両親へのプレゼントのぴったりのアイテムに出来たら良いなと考えています。すでに世の中には、ペット型ロボットや音声アシスタント機能デバイスなど、家庭生活に役立つコミュニケーションデバイスが世の中に浸透していますが、この『ペン子とぎん太』は一人暮らしの旅立ちの日のギフトの新定番として日本に浸透すれば、不要な喧嘩の火種を減らして穏やかな日本社会の一助につながることと思います。

 詳細は、ぜひ企画書をご覧ください。また、企画内容を面白いと感じていただけましたら、周りの方にもシェアいただけると幸いです。

子育て・家事
コミュニケーション家族
企画:藤澤利謹(コミュニケーション企画部コミュ企画3課)CR:村谷あみ(マルチメディア企画部クリエイティブ2課)
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