コロナ禍で人との交流が制限され、少なからず孤独を感じる機会が以前より増えた人が多いのではないでしょうか? そんな今だからこそ、「遠くの親戚より近くの他人」との、新しく楽しいつながりが できるプランを考えました。
本企画は、若者の孤独問題の一因と考えられる「近所付き合いの希薄化」に着目しています。
内閣府の世論調査(2020年)によると、地域での付き合いをどの程度しているかについて、18歳から29歳では66.2%が「付き合っていない」と回答。その割合は年々増加しています。一人暮らしをする若者の大半が、近隣住民とほとんどコミュニケーションを取らないという実態もあります。
これまでは、近所との交流がなくても、友人や同僚との交流機会がたくさんありましたが、近年はコロナによる在宅勤務の増加や、飲み会の減少、実家にも帰りづらい状況など・・・・人と会う機会が以前と比べ減少しています。だからこそ、このプランでは、令和の時代・コロナ禍の新しいご近所交流の在り方として提案できないかと考えました。
まずは、新しい土地に引っ越ししたての学生や社会人をターゲットに設定しています。その理由としては、誰も知り合いがいない、その土地に縁もゆかりもない一人暮らしの人こそが最も孤独を感じているのではないかと考えるからです。
“この街一年生”=新規居住者同士がオン・オフで交流できる場、若者が一人でも立ち寄れ、気兼ねなく情報交換・おしゃべりできるコミュニティ。
具体的には、子供とっての児童館、子育てママにとっての支援センターのような、地域のコミュニティセンターのような役割をイメージしています。
若者が自由に地域に溶け込むことができるコミュニティが近所にできれば、今よりも孤独を感じなくなるのではないでしょうか。
この令和版ご近所づきあいが、自治体や地域の商店街とも連携するスキームで実現できたら、地域コミュニティの活性化や災害時の助け合いにも役立つのではないかと考えています。
まずは、企画内容を見ていただき、少しでも共感していただければ、周りの方へ
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