調査年月:2025年2月
地域のくらし動向
ソフトクリーム・アイスクリームの喫食率に関する調査
調査概要
- 調査方法
- インターネット調査
- 対象属性
- (「なるほどMC.net」アンケートモニター)全国男女
- 対象エリア
- 北海道・東北・北関東・南関東・甲信越・北陸・東海・近畿・中国・四国・九州・沖縄
- サンプル数
- 週次最低1900人以上回収
- 調査配信期間
- 2017年3月~2018年2月、2024年3月~2025年2月
「ソフトクリーム・アイスクリーム」の喫食率について、2017年3月~2018年2月、2024年3月~2025年2月で比較しました。
「ソフトクリーム・アイスクリーム」の喫食率は2017年と2024年いずれも3月から上昇トレンドに入っています。上昇率の推移においては2017年・2024年ともに7月までは似た動きを辿っており、これは各年の平均気温の上昇推移とも連動しています。
一方で、喫食率のピーク時(喫食率50%以上の時期)を比較すると、2017年は7月上旬から8月中旬までの7週間であるのに対し、2024年は6月下旬から9月中旬までの12週間と長期化しています。各年の週別平均気温と照らし合わせると、2024年の8月中旬以降の平均気温は2017年に比べ3~6℃程度高い週が多く、残暑が長引いていることが分かります。
そのため下降トレンドに入るタイミングも2024年は2017年に比べ1ヵ月程度遅く、喫食率が落ち着く11月下旬以降も20%を切ることがない中、2017年は11月上旬に20%を下回り、その後も緩やかに下降しています。昨今の夏季の長期化、暖冬化の影響が喫食率の差異として如実に表れた例であると言えそうです。
聴取項目:食カテゴリ
実施したこと(複数回答)/週別聴取
※地域くらし調査では以下の項目についてエリアごとに週別実施率を年間で聴取しております
- カキ氷や氷菓子を食べた
- ソフトクリームやアイスクリームを食べた
- そうめんを食べた
- 冷やし中華を食べた
- さっぱりメニュー(レモンや酢、梅味など)を食べた
- スパイスの効いた料理(エスニック料理や麻婆豆腐など)を食べた
- 煮込み料理(シチューやロールキャベツなど)を食べた
- 肉まんを食べた
- 鍋料理を食べた
- 冷たい飲料を飲んだ
- ビールを飲んだ
- 温かい酒を飲んだ(熱燗、ホットワインなど)
- 温かい飲料を飲んだ
- 温かいスープを飲んだ
分析軸について
地域くらしアンケートでは主に以下の軸での分析が可能です。
- 経年比較
→同項目を時系列で比較 地域は同一 - 項目比較
→類似項目を2~3ピックアップし比較 時期&地域は同一
→同地域の平均気温推移との掛け合わせも可能 - 地域比較
→同項目を2~3ピックアップし地域別で比較 時期は同一