調査年月:2024年8月

地域のくらし動向

マスク着用率に関する調査(風邪・インフルエンザ対策)

調査概要

調査方法
インターネット調査
対象属性
(「MCネット」アンケートモニター)全国男女
対象エリア
北海道・東北・北関東・南関東・甲信越・北陸・東海・近畿・中国・四国・九州沖縄
サンプル数
1900サンプル~2300サンプル/週(配信ごとに前後あり)
調査配信期間
2018年9月~2019年8月、2020年9月~2021年8月、2023年9月~2024年8月

「風邪・インフルエンザ対策のためのマスク着用」の実施率について、2018年9月~2019年8月、2020年9月~2021年8月、2023年9月~2024年8月の3か年で比較しました。

「風邪・インフルエンザ対策」の意識が高まり始めるのは9月で、2018年、2023年いずれも9月から上昇トレンドに切り替わっています。また、コロナ禍以前の2018年はマスク着用率が最高でも31.9%だったのに対し、コロナ禍を経た直近1年(2023年9月~2024年8月)では最低で31.9%、最も高い週では55.5%と、一年を通してマスク着用率が大きく上昇しています。コロナ禍1年目の2020年9月~2021年8月と直近1年とを比較すると、5ポイントから20ポイント程度下落しているものの、直近1年の実施率が年間を通して30%を上回っていることから、コロナ禍を経てマスク着用が「くらし行動」として定着しつつあることがうかがえます。

聴取項目:HBCカテゴリ

実施したこと(複数回答)/週別聴取
※地域くらし調査では以下の項目についてエリアごとに週別実施率を年間で聴取しております※

  • 花粉症の体質改善のために効果があるといわれる食品を食べた
  • 花粉症対策に薬を飲んだ
  • 台風以外の家の災害対策をした
  • 花粉症対策にマスクをした
  • 花粉症対策に空気清浄機を使った
  • 冷感効果のあるケア商品を使った(化粧水、ボディソープ、入浴剤など)
  • 日焼け止めを塗った
  • 紫外線対策に帽子をかぶった
  • 紫外線対策に日傘を差した
  • 制汗剤を使った
  • 汗拭きシートを使った
  • 虫除け対策をした
  • 熱中症対策に塩分補給や水分補給(塩飴やスポーツ飲料など)をした
  • 熱中症対策に冷却グッズ(クールタオルや冷却スプレーなど)を使った
  • 夏バテ対策にスタミナ食を食べた
  • 食中毒に気を付けた
  • 風邪やインフルエンザ予防のために、うがい・手洗いをした
  • 風邪やインフルエンザ予防のために、マスクをした
  • 保湿効果の高いスキンケア用品を使った
  • 保湿効果が高いボディケア用品(ボディクリームやソープなど)を使った
  • 保温効果、保湿効果の高い入浴剤を使った
  • 寒さ対策にカイロを使った
  • 分析軸について

    地域くらしアンケートでは主に以下の軸での分析が可能です。

    1.経年比較
    →同項目を時系列で比較 地域は同一
    2.項目比較
    →類似項目を2~3ピックアップし比較 時期&地域は同一
    →同地域の平均気温推移との掛け合わせも可能
    3.地域比較
    →同項目を2~3ピックアップし地域別で比較 時期は同一

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