みなさんは、どのような基準で大学の志望校を選んでいましたか?星の数ほどある大学の中から自分に合う大学って見つけられましたか?
結局どこの大学も似ている気がするし、差なんて分からない…。
大学選びは偏差値ありきでしょ…?自分に合う大学って言われても…。
私は、まさにこんな感じの高校生でした。
そこで今回は、悩める高校生たちの大学選びに、新しい道しるべを示してあげられるようなアイデアをご提案します!
自分に合う大学って結局どこなの?に悩む高校時代―。
「自分の将来のことを考えて、進学先は慎重に選んだほうがいいよ!」
学校の先生、親、塾の先生、周りの大人たちから何度も言われてきた言葉です。
将来に対して明確なビジョンがなかった高校生の自分にとっては、「言っていることは理解できるけど、結局自分に合っている大学はどこなの?」という想いが大きかったです。
英語を学びたいからアメリカの大学受験に備える友達や、福祉系の職を目指すために福祉について学べる大学に照準を絞って受験する友達など、将来のビジョンが明確で目指すべき進学先が定まっている友人を見ると羨ましく思う一方で、周りの大多数の人たちは、漠然とした将来のビジョンの中、偏差値を上げて自分が行ける大学を絞っていたように思います。私もその一人です。
もちろん偏差値を上げていくことに否定的ではなく、偏差値は、明確にやりたいことが決まっていない受験生にとって、1つの指針になる道しるべ=大学選びをラクにしてくれる重要な指標だと思っています。
しかし、将来のビジョンを明確に持っていない高校生たちにとって、ただでさえ勉強で忙しいのに自分に合っていそうな大学をじっくりと探す余裕なんてないし、それゆえ、どうしても偏差値に頼った大学選びになってしまうネガティブな要素があるのでは?と考えました。
大学は生き残りが厳しく、存続の危機―?
大学全入時代―。
数年前からよくメディア等で見かける言葉ですが、大学入学希望者が大学の定員を下回り、計算上は希望者全員が大学に入学できるようになった状態のことです。
今やおよそ2人に1人が大学へ進学する時代になっていますが、少子化が進むなか有名大学には応募が集まるが、地方や小規模の大学は定員割れが相次ぎ、倒産・存続の危機に陥っている状況が多くなっています。特に私立大学に関しては、そうした状況のなかでも経営をしていかないといけないため、入学して欲しい学生像はあるものの、生き残りのために贅沢は言えない。そんなジレンマに陥っている大学も多いと思います。
――なぜこうした問題が生まれるのか?
もちろん、様々な要因が複雑に絡み合って起きている問題ではありますが、上述した「偏差値に頼った大学選びが多い現状」と、「有名大学ばかりが学生に知られ、地方や小規模大学の魅力が学生に伝わりきっていない」ことも大きな要因の1つでは?と考えています。
「自分に合った大学が分からない」高校生。
「欲しい人材はいるけど、生き残りのために学生を選ぶ余裕はない」大学。
この両者間に生まれているミスマッチをポジティブに変換できないか?との想いで、生まれたのが今回の企画アイデアです。
「実は両想いな高校生と大学」を見つけて繋げたい!!
上述の高校生と大学のミスマッチを考えた時に、頭の中に浮かんだテーマです。
今はお互いに見つけられていないだけで、「実は両想いな高校生と大学」って実は多いのでは…?
であれば、この2つをつなぐ「マッチングサービス」があれば、高校生にとっても、大学側にとっても、価値が生まれる新しい高校生・大学マッチングサービスができるのでは?と考えました。
その名も、『U.com-pass(ユー・コンパス)』。
今回考えた、迷える高校生と大学を導く、新しいマッチングサービスの仮称です。
いままで自分たちでは見つけることができなかった「実は両想いな高校生と大学」を繋げる双方向型の新・大学選びプラットフォームです。
大学選びに使える既存の診断サイトだと、「大学側が高校生を見つける/高校生が大学側に見つけてもらう」ことが難しかったのですが、U.com-passでは、独自のAIマッチング機能を搭載して、高校生の顕在的・潜在的なインサイトと、大学側の求める学生像やアピールポイントをAIが総合的に判断して、最適なマッチングをおすすめしてくれるサービスを展開できればと考えています。
そして、この「U.com-pass」というネーミングには大きく2つの想いを込めました。
1つ目は、名前の通り、「方向を指し示すコンパス」のように迷える高校生と大学を導く道しるべのようなツールになって欲しいという想い。そして2つ目は、以下のような複数の英単語を掛け合わせて、「一緒に合格する」ためのツールという意味合いを込めました。
① U=you(あなた)とuniversity(大学)の頭文字
② com-=「一緒に/共に」を意味する英単語の接頭辞
③ pass=「合格」を意味する英単語
「いま」が分かれば、「みらい」が見えるー。
将来のビジョンが明確になくても、「いま」の自分のことは分かる高校生たちにとって、U.com-passが将来への「コンパス」の役割を果たしてくれたら、と願っています。
また、大学にとっても入学して欲しい学生とマッチングできる、そんな両者にとってWin-Winな関係を築いていけるプラットフォームへ成長させていきたいです。
まだまだ、高校生・大学にとってメリットとなる機能を搭載していきたいと思っています。ぜひ少しでも興味を持ってくれた方がいましたら、一緒に「U.com-pass」を育てませんか?よろしくお願いいたします。