「年末年始にやること」で思い出される事柄の一つに「年賀状」がありますが、皆さんはもう準備はお済みでしょうか?それともどうしようかなと迷っているでしょうか?最近では年賀状を出す人が残念ながら減っています。弊社のオリジナルアンケートを見ると、10年前と比べ2桁減と大きく減少しています。このことから「年賀状じまい」という言葉をよく聞くようになりました。以前と比べてだいぶ影が薄くなった年賀状。今回は新しい年賀状のカタチで、少しでも楽しく、前向きに準備したくなるようなアイデアを考えてみました。
◆SNS等の普及が年賀状じまいする人を増やした!?
「年賀状じまい」とは、その年限りで年賀状をやめる旨を伝える最後の年賀状です。「終活年賀状」とも呼ばれ、主に高齢者らを中心に広まったものです。理由は、高齢化、年末の負担軽減、人間関係の整理、など様々です。
最近では、年賀状を送ることを終わらせる行為を表す言葉としても使われ、皆さんも耳にすることが増えたのではないでしょうか?実は現役世代の方たちの間でも年賀状離れが加速しているのです!弊社の調査を見ると10年前の2013年は約9割の人が年賀状を出していましたが、2023年には5~6割まで落ち込みました(既婚30~40代男女13年N=1,259、23年N=531)。
なぜ高齢者ではない世代でも年賀状じまいが広がっているのでしょうか?その背景にはSNS等の普及が一因と私は考えています。
SNSの普及により遠く離れた友人でも近況を手軽に知ることができるようになりました。また文字を使ったコミュニケーションも変化し、手紙やメールのような「書き言葉」から、会話するようなテンポのよい「打ち言葉」が台頭するようになりました。
そういった状況が当たり前になった現代において、年賀状はわざわざ準備する「ちょっと面倒」なものになってしまったのではないでしょうか?
ですが年賀状はお世話になった方々に新年の挨拶をする大切な日本文化。年賀状じまいをする人が増えるのはちょっと寂しいことだな、、、と思ったので、新しい年賀状プランを考えてみました!
重要なのは年賀状の準備=「ちょっと面倒なもの」である点の解消です。デジタルツールにより物理的な負担を減らすのはもちろんですが、モチベーションを上げる楽しみも必要です。
そこで、自分の年賀状で、自分自身が楽しめる仕組みであることを企画の要としました。また、多くの方に楽しさやメリットと感じてもらえるようシンプルさにも着目し、たどり着いたのが今回紹介する「年賀状抽選Pay」アプリです。
このアプリでは新年の挨拶・画像・動画などの送信に加え、自分主催のお年玉抽選会を開催することができます。抽選会の景品、当選人数は主催者(自分)が設定することが可能で、主催者も抽選に参加できる点が特徴です。
景品に使用する原資ですが、これまでの年賀状にかけていた金額分を充当するという発想で、年賀状にかかる費用は変わらないという考え方です。
準備する自分にも、大切な人にも、新しい年の始まりにちょっとしたワクワク感をプレゼントする、嬉しさ倍増のアイデアになっていると思いませんか?
もし企画内容に共感いただければ、ぜひ周りの方へシェアいただけると嬉しいです。また、企画内容の課題やテーマにご賛同いただける企業や団体の皆様、こういった企画の実現に向けて、お気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。
※「年賀状抽選Pay」アプリに関しては、開発可否確認前のアイデアとなりますのでご了承ください。