いま、地球温暖化や乱獲などいくつかの要因によって、絶滅危惧種の動物は増加しています。 そんな中、この問題について知っている人は少ないのが現状です。今回は、絶滅危惧種の問題について知るきっかけを作ることで、多くの人にこの問題について考えてもらいたいと思い、アイデアを立案しました。
絶滅危惧種は年々増加している?!
環境省が国内の野生動物について絶滅の恐れを評価したレッドリストを見ると、年々絶滅危惧種は増加しています。この事実を皆さんはご存じでしたか?
普段、絶滅危惧種について考えるタイミングはほとんどないため、おそらく知らない方も多いと思います。また、もし知っているとしても身近な問題ではないため、深く考えるまでに至らない人も少なくないと思います。
絶滅危惧種の問題について知ってもらうためには?
絶滅危惧種について、もっと身近に問題を感じることができれば、多くの人が絶滅危惧種について知るきっかけにつながるのではないか?と考えました。また、このような難しい問題だからこそ、“遊びながら自然と学ぶことができるアイデア”であることを大切にしました。
そこで、今回は2つのアイデアを考えてみました。
1つ目は「アイドル系絶滅危惧種かるた」です。
かるたは昔から楽しまれているカードゲームですが、遊びながら学ぶツールとして、今回の課題解決にぴったりだと思いました。絶滅危惧種の動物たちの生息地や絶滅が危惧されている理由を読み札で簡単に学ぶことができ、絵札を見ることで、視覚でもどんな動物か知ることができます。そして、絵札の動物をアイドル系の愛らしい動物にすることで、親しみやすくしました。また、比較的大人数で遊ぶことができるため、ゲームをしながら動物たちについて会話をすることで記憶にも残りやすくなると考えました。
2つ目は「絶滅危惧種に会える!お空のミュージアム」です。
絶滅危惧種の動物の大きさをリアルに体感することができ、生きている姿を想像できる遊びはないかと考えました。そこでぴったりだと思ったのが、凧揚げです。絶滅危惧種の鳥たちがデザインされた凧を空に飛ばすことで、鳥が実際に空を飛んでいる姿を想像しながら体を動かして遊ぶことができます。さらに、凧をペーパークラフトにして、自分で作る過程をいれることで、鳥たちの大きさや色をもっとわかりやすく知ることができると考えました。
小さなきっかけが大きな問題を解決する。かも?
きっかけは、かるたでの遊びやペーパークラフトの凧揚げなど、身近な遊びから始まるかも しれませんが、それが絶滅危惧種の動物たちを知るきっかけとなり、多くの人が絶滅危惧種の問題について考えることになり得るかもしれません。この取り組みが、絶滅危惧種を守るためのきっかけになればいいなと思っています。企画内容に共感いただければ、ぜひ周りの方へシェアをお願いします。実現化に向けてお力添えいただけると嬉しいです。また、企画内容の課題やテーマにご賛同いただける企業や団体の皆様は、お気軽にお問い合わせください。