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PLAN
074
冒険感覚で「もしも」の対策ができちゃうPLAN
公開日: 2023年07月27日
企画意図や背景

大雨、洪水、地震などの自然災害や、子どもを狙った犯罪。子どもが一人で行動しているとき、そんな「もしも」の事態に遭遇してしまったら・・?そんなピンチの状況でも子どもがパニックにならずに、落ち着いて行動できるようになることを願い、子どもが主役となっていざという時の備えを万全にするアイデアを考えました。

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■「もしも」の事態が起こった時に子どもを守れるか、不安はありませんか?
・「もしも」の事態その1。災害
近年、様々な地域で記録的な大雨が頻発している日本。「これまで経験したことのない大雨」の危険性を伝えるニュースを耳にすることも、珍しくはなくなってきています。自宅や通学路の近くに河川がある場合、「もしも」一時的な大雨が降れば、その河川の洪水の危険性は急に高まってしまいますが、そのリスクの存在を、大人だけではなく、子ども自身も、理解できているでしょうか?

また、自分の住んでいる地域で、いつ起こるかわからない大地震。学校では避難訓練があり、学校にいるときや登下校時に地震が起こったら、どう行動すべきか?は教えてもらえますが、公園などで子どもたちだけで遊んでいるときに、もし大地震が起こってしまったら?どういう危険が生じるのかを子ども自身が把握して、危険からしっかりと身を守れるでしょうか?

・「もしも」の事態その2。子どもを狙った犯罪
子どもだけでの登下校時や、習い事に行く時など、子ども一人で行動しているときを狙った犯罪も、残念ながら存在します。不審な人に遭遇しないよう、普段から近づいてはいけない場所は理解できているでしょうか?「もしも」遭遇してしまったら、誰にどう助けを求めたらよいか?子どもは迷わず行動できるでしょうか?

どちらの「もしも」の事態も、いつも大人が子どものそばにいて、守ってあげることができれば危険を回避できるのかもしれません。でも、子どもが小学生以上になると、学校の登下校や、子どもたちだけで遊ぶ機会、子どもだけで留守番をする機会が増え、いつも大人がそばにいられるとは限りません。そんな“子どもだけ”で行動しているときに、上であげたような「もしも」の事態が起こってしまったら・・?

■「もしも」のときの対処法を備えるには、“リアルさ”が必要
今回、この企画を進めるにあたり、子どもが一人で「もしも」の事態に遭遇してしまったらどうしたらよいか?と思いWEBで調べてみると、子どもを想定した“非常時の身の守り方”に関して、様々なサイトや情報がヒットしました。それを大人である自分がまとめて子どもに伝えることもできますが、しかしそれだけではどこか“リアルさ”が足りない気がしたのです。情報を伝えられた側の子どもとしても、教科書的に理解はするかもしれませんが、実際の「もしも」の場面に遭遇したときにちゃんと対処できるか?と考えると、きっとそうではなく、「どうしよう・・!お父さん、お母さん助けて・・!」と、ただただ不安になってしまうような気がしました。

大人から子どもへ、一方的に「正しい情報」を伝えるだけではなく、子ども自身がリアルに使える対処法を身につけるにはどうしたらよいか?と考えたのが今回の、近所を舞台にした冒険プログラムの企画です。

■近所には、子どもを守ってくれる「仲間」が、実はたくさん存在している
実は近所には、「もしも」の時に子どもを助けてくれる「場所」や「モノ」、「人」が多く存在しています。「避難所・避難場所」はもちろん、例えば「公衆電話」や「子ども110番の家」なんていうものもあります。

しかし、ただ知っているだけで、子ども自身がいざという時にちゃんと頼れるでしょうか?「公衆電話」は、自分の家の近くにはどこにあるのか?どうやって使うのか?を知らなければ、いざという時には使えません。また、「子ども110番の家」も、存在を知っているだけでは、「もしも」の時に駆け込めるとは限りません。

また、普段利用しているお店にいるときに、「もしも」の事態が起こったらどうすればよいかを想定しておけると、子どもの安心感も高まるかもしれません。

■子どもの“リアル”である「近所」×子どもの「好奇心」を掛け合わせたアイデア、「ご近所もしもアドベンチャー」
この企画では、そんな「近所」を舞台に、災害や犯罪発生に関わる危険因子を「敵」と見立て、子ども自身を守ってくれる「場所」や「モノ」、「人」を「仲間」にするプログラムを考えました。子ども自身が主役となって、冒険感覚でわくわくしながら様々なミッションをクリアしていくことで、結果的に「もしも」の事態に強くなることを目指すアイデアです。

この企画を通じて、子ども自身が「もしも」の場面に遭遇しても、それを乗り越える力を身につけ、大人側も「うちの子は大丈夫かな?」と不安に駆られることが減ったらいいなと思っています。もしこの企画内容を面白いと感じていただけましたら、SNS等でシェアしていただけると幸いです。防災、防犯に強いまちづくりを推進している自治体のご担当者様、来店客の安全を考える流通企業のご担当者様など、お気軽にお問い合わせください。一緒に実現できたら嬉しく思います。

子育て・家事
防災子ども住宅街エンタメ
企画:伊藤友香(コミュニケーション企画2部コミュニケーション企画部2課)CR:柳舜太(マルチメディア企画1部)
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