実は、この世界で少数派の左利きの人にとって、日常に「不便なコト」があることを知っていますか?そんな左利きの人に配慮できる優しい社会をつくるきっかけになればという想いで、左利きの人が感じる不便さを右利きの人に知ってもらう企画を考えてみました。
この世界は、右利き向けに作られている!?
右利き/左利き、人にはそれぞれ利き手があります。世界的にみても「右利き」の人が圧倒的に多く、「左利き」の人の割合は、約10人に1人といわれています。そんな少数派の左利きの人にとって、右利きの人にはわからない「不便なコト」が、日常にはいろいろ潜んでいるのです。
勉強の場面では、ペンが書きづらかったり、はさみやカッターが使いづらかったり、料理の場面では、お玉が使いづらかったり、急須でお茶が入れづらかったり、移動の場面では、改札がタッチしづらかったり、ドアが開けにくかったり。左右が逆向きに作られている道具や設備の問題で、不便であることが多く、それらを我慢するのがあたりまえになっているのが現状です。もっと多くの人にこうした問題を知ってもらうことで、左利きの人に配慮できるきっかけになるのではないかと、企画の課題に設定しました。
まずは、右利きの人が左利きの人の立場を体験し、その不便さを自分ゴトとして実感することが必要です。そこで、企画の考え方として、左利きがあたりまえの世界を体感できる!『パラレルワールド体感啓蒙イベント』を設定しました。右利きの人が「左利きの不便な日常」を、非日常感ある異世界空間の中で、疑似体験できる啓蒙イベントです。
テーマは、『もしも世界が反転したら!?サウスポ20XX』。左右が反転したアシンメトリーな異世界で、左利きが不便に感じる場面をモチーフにした、左利きの世界のアトラクションを体感できるイベントです。日常的に左利きの人が感じている不便さを、非日常的イベントで楽しんでもらいながら、啓蒙していきます。
企画のGOALは、右利きの人が、左利きの気持ちに。自分と違う相手の立場に立って、相手の気持ちを考える場面を増やしたい。その中で個性を尊重しあうことの大切さを啓蒙できることを願います。
ぜひ、企画内容に共感いただければ、周りの方へシェアいただけると嬉しいです。また、企画内容の課題やテーマにご賛同いただける企業や団体の皆様、こういった企画の実現に向けて、お気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。