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混雑した満員電車のモヤモヤを緩和するPLAN
公開日: 2022年12月22日
企画意図や背景

混雑した満員電車では、リュックを前に抱えた状態でスマホを操作している隣の乗客の腕や肘が当たって、なんだかモヤモヤ、、、とすることってありませんか?今回はそんなモヤモヤを緩和するような企画を考えてみました。

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コロナ禍において業種や会社、職種等によってはテレワーク勤務が推奨、実行され、電車の混雑状況も緩和されていましたが、感染状況やワクチン接種率の進展とともにテレワークの機会も減り、通勤ラッシュの時間帯は混雑した状況に出くわすことも増えてきたと感じています。

コロナ禍以前より、鉄道会社各社のダイヤ調整やラッシュ時間帯を避けた通勤を促す取組み等により、悲鳴を上げてしまいそうな身動きが取れないほどの超混雑した満員電車は鉄道会社や乗車区間によっては減ってきているようにも思いますが、それでもやはり様々な理由で混雑してしまう時はありますね。

また、「乗車時の迷惑行為ランキング」や鉄道各社のマナー啓蒙情報を検索してみると、「荷物の持ち方」が上位にあがっているデータが多く、なかでも「リュックでの乗車マナー」に関する情報はたくさん出てきます。近年では、ビジネスシーンでもリュックスタイルが市民権を得て、リュック通勤客が増えたことがその一因であると想像するところです。

これに対して鉄道会社によってはリュックを「前抱えする」であるとか、前抱えとは言わずに「手に提げて持つ」等の車内アナウンスを耳にすることがありますが、混雑時にこの「前抱え」の状態でスマホ操作しながら両肘を張っている乗客が隣にいると、腕や肘がどうして当たってしまって、なんだかモヤモヤ、イライラと感じてしまうことってあると思うのです。「前抱え」での乗客も悪気は無かったり、隣にいる人を不快にしている自覚は無いのかもしれませんが、、、。

そこでそんな満員電車であっても少しでも気分良く乗車ができるように、前述のモヤモヤを和らげるような仕掛けを考えてみました。企画のテーマは、“満員電車”で育むドラマ『ギュウドラ』です。ギュウギュウに混雑した満員電車で、一定以上の乗客がスマホ操作をしていない状況下に限定して、ドラマ映像を車両設置のサイネージで放映します。

上記の条件でのみ視聴することができるドラマ、かつドラマのストーリー展開に視聴者が関わることができるような工夫を設け、手元のスマホから目線をあげさせることで、少しでも多くの乗客が周囲の人との接触等にモヤモヤを感じることが和らげられればとの想いで考えました。このドラマ映像は広告協賛を得て制作することで、広告表現の新しいカタチとしても実現できれば、交通広告の価値向上にもつながるのでは?と考えています。

ぜひ、企画内容に共感いただければ、周りの方へシェアいただけると嬉しいです。
また、企画内容の課題やテーマにご賛同いただける企業や団体の皆様、こういった企画の実現に向けて、お気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。

コロナ関連公共・交通
ルール・マナー交通業界電車・バス通勤・通学
企画:藤澤利謹(コミュニケーション企画2部コミュニケーション企画部1課)CR:伊藤篤範(マルチメディア企画1部クリエイティブサポート課)
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