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PLAN
057
食品の売れ残りゼロに貢献するPLAN
公開日: 2022年11月24日
企画意図や背景

賞味期限が近付いた食品が値引きされているとお買い得ですよね。しかし、それでも売れ残ってしまったものは「食品ロス」として問題になっています。そこで値引き品を買いたくなるよう “お得さ以外の新たな魅力”をプラスし、また“食品ロスに貢献するきっかけ”となる企画を考えてみました。

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■日本における「食品ロス」の現状
最近、ニュースなどでも度々取り上げられている「SDGs」や「食品ロス」について、耳にする機会が増えていると思います。農林水産省食料産業局「日本の食品ロスの状況(平成30年度)」によると、食品ロス量推計値は年間600万トンにもおよび、国民1人当たり1日130g捨ててしまうほどの問題となっています。そのため、国連や各国政府は、2030年までに達成すべき国際社会共通の持続可能な開発目標(SDGs、Sustainable Development Goals)のなかでも食品ロス削減に向けた具体的な数値目標を掲げています。「SDGs」には17のゴール(目標)と169のターゲット(達成基準)が設定されており、「食品ロス」は目標12の「つくる責任つかう責任」に該当します。
1つのターゲットとして、「2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の1人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食料の損失を減少させる」という目標(ターゲット12.3)が示されています。「食品ロス」という問題が「SDGs」として設定されたことで、日本でも自治体や企業での積極的な取り組みが全国規模で広がりつつあります。

■「食品ロスの削減」のためにできること
私たちにできる「食品ロスの削減」のための行動は様々あり、食べ物を残さないようにすることや計画的に食材を購入し腐らせないようにする、また賞味期限の日付の近いものから手前取りするなど、日常生活でも少し気を遣えば「食品ロスの削減」に貢献できます。 そのほかにも多くの人が経験があると思いますが、スーパーやコンビニで値引きされている商品があると、自然と手が伸びてしまうことがありますよね。お得だと思って購入したその行動は、きちんと「食品ロスの削減」につながっています。しかし売れ残って値引きされている商品はお得さがある一方で、「早く食べきらなければいけない‥」「新しいものよりも少し鮮度が落ちてしまっているかも‥」など心情的にややネガティブな側面があり、結果的に売り切ることが出来ずに、多くの廃棄(食品ロス)となってしまうのが現状です。

そこで、値引きによるお得さだけでは廃棄に至ってしまうこともある食品の売れ残りに対し、買いたい気持ちを生み出すための新たな魅力づけポイントとして「コミュニケーション」に着目して企画を考えてみました。

■今回の企画テーマは「おすそわケーション」
コロナ禍で浸透した生活様式や様々な制限も少しずつ緩和されつつあるものの、人とのコミュニケーションは、まだまだ気を遣う場面も多く、元通りの社会ではないことに着目し、食品の売れ残りを“コミュニケーションツール”として活用するアイデアを考えてみました。 コミュニケーション機会が減ってしまったご近所さんやママ友、またコロナ禍で帰省できずあまり会うことのできない孫と祖父母をターゲットに設定しました。このような人たちが「売れ残り商品」を買いたくなるように、「売れ残り商品をコミュニケーションツール」にする仕組みとして『おすそわケーション』を提案します。

“おすそわけ”を通じたコミュニケーションをポイントにすることで、「SDGs」や「食品ロスの削減」に貢献できることを自分だけではなく、受け取った相手にも伝えることができます。そのため、「SDGs」や「食品ロスの削減」と向き合うきっかけにもつながります。

まずは、企画内容をみていただき、少しでも共感していただければ、周りの方へシェアしてくださると幸いです。ぜひお気軽にお問い合わせください。

環境買い物行動
フードロスコミュニケーション社会貢献主婦・主夫シニア食品業界(メーカー系)スーパーマーケットSDGS
企画:古田敦也(名古屋マーケティング部コミュニケーション企画2課)
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