近年、夏を中心に多く発生している“ゲリラ雷雨”。このプランでは、「雷」が苦手な人の雷鳴中のストレスをちょっとだけ軽くすることを目指す、新しいサービスを提案します。
近年、気候変動などの影響で、急な天気の変化が増加傾向となっています。そして、それと同時に突発的に発生する「雷」は、“ゲリラ雷雨”とも称されるようになりました。
「雷って、ピカピカ光ってキレイ!」・・そんな、雷大好きな人にもまれに出会いますが、その一方で、ストレスを感じる人が多いことも事実。その要因のひとつは、雷鳴(=音)です。みなさんも、大きな音に思わず驚いた経験はありませんか?
何を隠そう、私も雷を大の苦手とする一人。雷が聞こえたらイヤホンを装着して窓のない部屋へ。気象情報アプリの画面を睨みながら、大音量で好きな音楽を聴いてひたすら耐えるのがいつもの行動パターンです。
気候変動対策のひとつに、その影響・変化に備えて被害を軽減し、よりよい生活ができるようにする「適応」がありますが、上であげたような自分の実体験から、“ゲリラ雷雨”に関しても、この考え方を当てはめられるのではないかと考えました。
そこで今回は、急に発生する雷から受ける「ストレスへの適応」に着目したアイデアを具体化してみました。
雷が鳴っているとき、ストレスを忘れて音楽にもっと夢中になれたら、イヤな気分も紛れる。そして、雷が発生している時間限定で楽しめるコンテンツがあると、さらに楽しく価値ある時間になるのでは?という発想から生まれた、新しいオンラインサービスの提案です。
スマートフォンひとつあるだけで、雷が苦手な人にとってポジティブな時間が生まれる。そして、気候変動や雷とは一見無関係に思える音楽業界にとって、ユーザーに楽曲を楽しんでもらえる新たな機会・場所づくりができるプランを考えました。
今回は、“ゲリラ雷雨”をフックとした企画を考えましたが、この他にも普段は気づきにくい生活者の気持ちにフォーカスした企画・サービスを生み出したいとお考えの事業者の皆様がいらっしゃいましたら、ぜひご相談・お問い合わせいただければと思います。