「子供のコミュニケーション力が低下している」といったニュースを見かけ、わが子は大丈夫だろうか?と考えたことはありませんか。とはいえ、具体的な解決策は見当たらず…。そこで、コロナ禍で苦境にある伝統と格式ある日本旅館の救済にもつながる形で、こうしたコミュニケーションに関する親の悩みを解消したいと、このプランを考えました。
子供のコミュニケーション力に関わる親の悩みとはどのようなことでしょうか。
例えば「子供の語彙力が乏しい」「敬語がうまく使えない」「(先のことを考えすぎですが)社会人になったときに通用するのか心配」ということなどが挙げられるのではないでしょうか。
「語彙力」に関しては、小さな頃から絵本を読み聞かせたり、語りかけたりすることで多くの言葉を使いこなす力が育つそうです。二人の子供を育てている私の感想としてはやってはみたけれど、その効果がどれほどのものか、自分自身もどれ程のことが出来ていたかは分かりません。
「敬語」に関しては、子供自身はどの場面で使えばいいのかが分からず、小学生の時は学年を超えて一緒に遊んでいたのに、中学生になると先輩と後輩の関係になり、口のきき方がなっていないと注意されるなど様々あるようです。
「社会人になったときに通用するのか?」に関してですが、新入社員が上司を席に呼びつけてしまう等、知識不足による失敗を回避するためには、家庭など日常生活の中だけで経験を積ませるのは限界がありそうです。
このように、明確に何をしたらよいか分からないような悩みが子育てには伴います。日々の読み聞かせや親子の会話、家庭での注意喚起などでは補いきれない経験を積ませることで子供が楽しくコミュニケーション力を育める機会を提供出来ないか?と考え、このプランを作りました。それがこの「日本旅館で体験!リアルおままごと」です。
まず、「おままごと」は日常的な遊びであり、子供のコミュニケーション力を育む遊びであることに注目。そしてお客様に最高のおもてなしを提供するなど日本文化を体現している日本旅館の力をお借りすることで、幼稚園・小学生のころから子供のコミュニケーション力を磨いていくプランを考えました。
家で楽しむおままごとを旅館で実践するおままごとへとレベルアップさせながら子供の成長をサポート。その経験を忘れないように、またリアルな社会の中でも活用できるよう20歳までアフターフォローしていく内容になっています。
このプログラムを通して、子供はどのような場面でどのようなふるまいをすればいいかを理解していきます。例えば、相手が笑顔になる挨拶を知る、頼まれたことに対してしっかり応えると任せてもらえる範囲が広がる、自分の対応で相手が喜んでくれることが嬉しい、そして自分もどのようなおもてなしをされると嬉しいかを経験をすることで円滑なコミュニケーション力が磨かれていくと考えています。
親はそうした経験を子供に提供することで子供のコミュニケーションに関する悩みを少しでも軽くすることができ、そして子供は、自身が大きくなりコミュニケーションに悩んだときにこの体験で得たことを役に立てることができるようにと考えています。
このプランを通して願うことは、
ー子供の言葉遣いなどのコミュニケーションに関する親の悩みが少しでも軽くなること。
ー子供が中学校にあがるタイミングで起こりがちな、先輩・後輩関係のコミュニケーションによる悩みから解放されること。
ー上司や目上の人との付き合い方のマナーに悩まず、スムーズにコミュニケーションが取れる新社会人が増えること。
そしてコロナ禍で苦境にある伝統と格式ある日本旅館の救済につながること。
これらの願いを叶えるべく、今回提案するプログラムへの日本旅館様・各企業様からのご賛同をお待ちしております!