ハロウィンで盛り上がるのは一部の世代、企業だけ？
10月末が近づくとハロウィンは毎年ニュースで取り上げられますが、渋谷での騒ぎなどネガティブな報道が目立ちます。そんな仮装した若者が渋谷の街を練り歩く姿を見て、「あんな風に、はしゃぐなんて無理…自分には関係の無いイベントだな…」と感じてしまう人は多いのではないでしょうか。
また、企業という視点から見てもテーマパークでのハロウィンに合わせたイベントの実施、お菓子メーカーでは新商品の発売などは考えられますが、多くの企業の方は「特に取り組めることもないな…」と感じてしまっているかもしれません。

そこで！様々な世代の人が楽しめる日にするためのアイデアを！
テーマは「ハロウィンに○○おばけ大発生！」
ハロウィンのモチーフはカボチャやコウモリなど様々ありますが、今回の企画ではおばけに着目。ハロウィンといえば子どもがおばけの仮装をして「トリック・オア・トリート！(お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ！)」と言って大人からお菓子をもらう、というイメージがあるかと思います。この企画では大人たちも様々な“おばけ”になって、色々なお店で普段はできない「イタズラ＝楽しい特別なこと」をして楽しもう！という考え方をコンセプトとしています。

企画書内では、①カラオケボックス、②百貨店、③回転寿司チェーンでの取り組みを例に挙げています。

①カラオケボックスに「歌唱力おばけ」が発生！
2人以上のグループで参加可能なハロウィンだけのキャンペーン。採点モードで95点以上の高得点を出すと、「歌唱力おばけ」となることができ、店員さんから見えなくなってしまう設定です。そうするとお会計時に特典が得られるという仕掛けです。これにより、高得点を狙って長時間カラオケを楽しむ人が増えるかも？

②百貨店に「美容おばけ」が発生！
百貨店の化粧品売場というと店員の目線や接客が気になることもあるもので、あれもこれもと、なかなかじっくりと商品をチェックしたり、試したりできないこともあると思います。そこで、ハロウィンの日だけは店員に声掛けされずに自由に商品がチェックできるように、「美容おばけ」になれちゃう仕掛けです！そうすれば、気になっていた商品をじっくり試せるし、対象商品を購入・リピートしてくれる人が増えるかも？

③回転寿司に「食欲おばけ」発生！
これは、食べたお皿を店員さんに見えないように隠しちゃう「食欲おばけ」になれる企画です。食べ終わったお皿のうち、5枚に1枚は事前に席に設置されている透明な“おばけBOX”に入れられます！お会計時、店員さんはおばけBOXの中のお皿は見えなくなっている…という設定なので数えません！近年炎上騒ぎが続いた回転寿司ですが、こうしたお得に食べられる企画によって、いつもより多めに食べちゃう人がたくさん集まるかも？

ハロウィンを多くの企業がイベントを実施して、幅広い世代の人が楽しむ日にしたい！
今回の企画書で紹介したお店以外にも、様々な企業に「〇〇おばけ」が発生させてビジネスを仕掛けるチャンスが潜んでいる！と考えているため、更に多くの企業が参加することで様々な世代の人がおばけになって楽しむという新しい考え方がハロウィンに定着していくことが期待できます。

生活者視点では、ハロウィンが新しい特別感を楽しめる日として、企業視点では、売上や集客を狙うことに加え、「ハロウィンといえばこれだよね！」という生活者からの新しい企業認知の創出機会として、ハロウィンという歳時を活用できると考えています。これまでハロウィンと関わりの薄かった企業も、こうしたイベントを通じて幅広い世代の生活者に楽しんでもらい日本におけるハロウィン市場を今以上に盛り上げていくことを狙いとしています。

企画内容が面白い！と感じた方がいらっしゃいましたら、周りの方へシェアをしていただけると嬉しいです。また、企画書内で紹介したような取り組みをしてみたい！自分の会社ならどういったおばけが発生するのか気になる！と感じた企業や団体の皆様、こうした企画の実現に向けて、お気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。