Works : Creative

クレオのクリエイティブ部門の強みは販促ツールだけではなく、買いたいキモチをデザインする売り場づくり。POPや店頭什器、店舗のショーケース、イベントブースなどの空間をデザインする。

気になる。
買いたくなる。
販促効果のある
「売り場」を
デザインする。

空間プランナー

集客から購買までのストーリーをデザインするのがクレオのクリエイティブ。MD戦略に沿った什器デザインや店頭POP、ショーケースの演出等、来店客の購買意欲を刺激する売り場をつくる。

店頭の空間づくりでは、そのブランド本来のトーン&マナーを生かしたデザインが重要です。ある一点の店頭ツールだけではなく「面」で目立つこと。数多くの商品が並ぶ店内で、対象の商品がしっかりと存在感を放つこと。例えば、創業120年の老舗食品メーカー様から、大型流通店舗での店内演出を依頼されたときは「Shop in Shop」のようなコーナーを企画しました。直営店舗での演出やディスプレイのイメージから、茅葺屋根をアイキャッチにして、屋号をデザインした暖簾をさげて老舗感を演出しました。

本物の質感を、売り場へ。

クレオは売り場の設計からデザイン、印刷、店舗への納品までをワンストップで提案・運営できる。大切にしているのは商品ブランドの世界観を、CVSやGMS店舗内でどこまで再現できるか。

ブランドの世界観を売り場でどうカタチにしていくか。なかでも什器に使用する素材選びは重要なポイントです。類似した素材を使用したとしても、本物の木造建築の屋根はどんな木材の組み方をしているか。店舗全体の広さや設置するスペース、納期などの諸条件をふまえながら、売り場をデザインします。
また他の店舗や、商業施設へ展開していく際、どの店舗においても統一したブランドイメージを発信できるよう、店頭デザインのマニュアルを作成しています。

売り場を「面」で魅せるルールづくり。

店舗デザインのルール作りからスタートするプロジェクトも多い。店内の販促資材が多すぎる場合、まず現場の資材をひとつひとつ検証して、最適な販促ツールの種類やPOP のサイズ、取り付け位置、カラーリングや使用するフォントのルールをきめていく。

スポーツ用品からアウトドア用品など幅広い商品を販売しているホームセンターの店内演出のケースでは、店舗デザインのルール作りまで提案しました。担当した店舗は広大な店舗のなかに、膨大な数と種類のPOP が掲出されていました。しかし店舗ごとの決裁でツールを制作していたので、サイズやカラーリングのルールがない。色数が多すぎる。ひとつひとつのツールが管理されていないので、資材の制作費用も膨らみつづけてしまう。
現状の資材の検証をすすめつつ、サイズやバランスを最適化するために「黄金比」と「白銀比」を採用して各ツールを試作。実際にそれらを店内に設置し、売り場を「面」として見た時に、来店客様の目にどう映るかを検証していきました。レギュレーションに基づき構成された店内は、商品そのものの魅力も引き出します。

良いバランスが、買いたくなる店頭をつくる。

店頭空間のデザインにおいて重要なのは、来店客様の興味関心を強く引きつけるデザイン。そしてバランス。あえてアンバランスに組むことで違和感を出し、アテンション効果を狙うこともあります。提案時は、デザイン単体ではなくクライアント企業様と競合企業のデザインのイメージをマッピングしてブランドのポジションを確認し、そこから独自の売り場を提案しています。