とりわけ日本で人気が高い野球やサッカーは、春に開幕して秋にクライマックスを迎えるため、秋はシーズン終盤で盛り上がりも最高潮に達します。こうした熱戦を現地で観戦したいという方は多いのではないでしょうか?
しかし一方で、試合終了後の帰り道や駅での混雑だけはどうしても慣れない、嫌いだという方はいらっしゃいませんか?私自身もその一人です。そこで今回は、スポーツ観戦終了後の混雑というネガティブを解消できるようなアイデアを考えてみました。
スポーツ観戦終了後の混雑を緩和したい!
私は野球やサッカーなど、様々なスポーツを観るのが大好きです。スポーツはテレビ観戦も楽しいですが、現地での観戦にはテレビでは味わえない臨場感や、応援の楽しさ・一体感といった非日常の魅力があり、その楽しさは格別です。
ただし現地観戦でいつもつきまとうのが、「帰りは混むかな…?」というネガティブな不安です。応援しているチームが勝った場合には勝利の余韻で少しばかり紛れますが、負けた場合には帰り道が一層つらく感じるものです。
そこでこの“観戦後の混雑”を解消できれば、皆がもっと快適にスポーツ観戦を楽しめるのでないか?と思い至り、今回のプランを考え始めました。
帰りが混雑する要因はどこにあるのだろうか?
まずは混雑する主な要因を整理しました。
① 試合終了後に大勢の観客が同じタイミングで一斉に帰路につく
② 周辺施設や滞留スペースが不足している
③ 最寄りの公共交通機関のキャパシティが不足している
このうち③はバスや電車の増便が前提となるため、短期的には対応が難しいと判断しました。一方で①と②は「観客を試合終了後も会場に留める仕組み」を設けることで緩和が可能であると考えます。
さらにプランを現実にするには観客側だけでなくスポーツチーム側にもメリットが必要です。そこで観客側には「新たな楽しみ」を、スポーツチーム側には「新たな売上創出」を提供できるWin-Winなアイデアとして生まれたのが──
「AFTER STADIUM PARTY」です。
「AFTER STADIUM PARTY」
本プランは試合終了後の熱気冷めやらぬ会場を“二次会の場”として提供し、その場で祝勝会・残念会を行えるようにすることで、試合終了後まで観客が楽しめるようにするアイデアです。また場所の提供だけではなく、以下の①~③のプランを合わせて実施することで、これまでに無かった新たな売上の創出や、熱狂的なファンづくりに繋がるようにしました。
① ドリンク、軽食の販売
② 試合終了後の限定物販商品
③ 勝ち残りクイズ大会で50人にプレゼント
その他の詳細はぜひ企画書をご確認ください。
帰りまで楽しい気持ちでいられるように…
コロナ禍が明けて観客数が増えているため、スポーツイベント後の導線の混雑がより深刻になってきています。そんな帰り道にふと、せっかく楽しいスポーツ観戦の最後に嫌な思いをして帰りたくない。担当者が考えていたことから生まれたのがこのアイデアです。
企画にご共感いただけた方は、ぜひシェアしていただけると嬉しいです。